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著者紹介:
加倉井周一(かくらい しゅういち)
1937年東京都生まれ。東大医学部卒、同医学部整形外科教室入局後、同大学院を修了。東京都民生局にはいり、1971年東京都補装具研究所所長を歴任。その後帝京大学医学部助教授を経て、同大教授。1992年東大医学部教授(病院リハビリテーション部)。同大退官後、北里大学
医療衛生部教授。1999年藍綬褒章授賞。2003年3月、同大定年。
特徴:
本書は筆者の退官にあたり、記念として編集された。退任に当たっては業績集を出すのが通例であるが、著者は誰も読まないその手の業績集を避け、在職中に書きためた随筆をあてた。
先ず題の「耳順録」という聞き慣れない言葉だが、これは60歳をさす言葉だそうである。つまり、60歳になれば、考え方がおだやかになり、他人の言うことが理にかなえば何ら障害なくすぐわかり、少しのことで怒らなくなる年頃であるそうな。それはさておき、内容は、学会などで行った外国のこと、また国内旅行のことなど生活事実が事細かく書かれている。医師であり研究者である著者のなまの生きざまを知ることが出来、興味深い。
目次:
まえがき
北里相模原キャンパスの思い出
北里大学大学院医療系研究科の紹介
福祉機器の標準化
手術について―医者の不養生―
大隅半島旅行記
隠岐紀行
対馬・壱岐紀行
台湾再見
中国吉林大学学術交流訪問紀行
ISPOグラスゴウ大会参加記
マルタ島周遊記
真鶴日記
あとがき
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